妹の結婚式

歯科衛生士 別井です。
私には年の離れた妹が1人います。その妹の結婚が決まり、11月に結婚式を挙げることになりました。
結婚の報告があった当初は、私がこんなに大変な思いをするとは全く想像していませんでした・・・。

事の始まりは「手作り感のある結婚式にしたい」という妹の希望で、自分たちで作れる物はできるだけ作ってみよう!と決めたことです。(←妹夫婦が)
幸いなことに友人に「手作り」の協力をお願いしたところ、数名の方が快く協力を申し出てくれたそうです。
絵が得意な友人が結婚式当日、会場の入り口に飾るウェルカムボードを作成してくれたり、
小物作りの趣味を持つ友人が結婚指輪を置くリングピローを作ってくれたり、などなど。

そして私のところに来たお願いは「結婚式の招待状を作ってほしい」というものでした。
「パソコンで文面を打ってプリントアウトしてくれればいいから」と言われ、それだけでいいのなら、と深く考えることもなくOKの返事をしてしまったのです。

数日たった休日、招待状を作ろうと挙式の時間などが書かれたメモを片手にパソコンの前へ。
まずは招待状の文例集を検索し、それを真似て文章を作り、日時・場所を打ち込んだら終わり、などと簡単に考えていたのですが・・・。/p>

調べ始めてすぐ自分の考えの甘さを思い知りました。パソコンの画面にはカラフルなイラストでいっぱいの可愛らしいサンプルの写真が!よく考えてみれば無地の紙に文章だけの招待状なんて、あまりにも寂しすぎます。
それに結婚式の招待状には色々な物が同封されているではありませんか!招待状本状の他に返信用ハガキ・会場案内図・祝辞などを依頼する付箋など。本状の文章も、差出人が誰かによって内容が違ってきます。
やっと大変なことを引き受けてしまったんだと気付きました。私に作れるの?と迷いや焦りも出てきましたが、迷っている場合ではありません。引き受けたからには、やらなければ!/p>

すぐに差出人などの詳細を確認するため妹に電話をしました。そこで更に私の焦りに追い討ちをかける一言が。「来週の打ち合わせで不備がないか確認してもらうから、それまでに作ってね」って、もうほとんど日がない!
印刷する紙などを買いに出かけたり、パソコンの前でイラストなどの素材を探したり、レイアウトを考えたり。それに妹の好みも考慮しなくてはなりません。
それから数日は本当にバタバタと忙しく過ぎていきました。/p>

やっとの思いで完成した招待状は最初の不安をよそに、妹も私も満足できる仕上がりになりました。
どうにか期日にも間に合い、式場からのチェックにも合格。
そして9月吉日、無事に郵送することができました。

10月に入り、少しずつ返信ハガキが届き始めました。中にはハガキを可愛らしくデコレーションして送ってくださる方もいて、この招待状に思い入れがあるためか自分のことのように嬉しくなります。
しかし、まだ終わりではないのです。返信ハガキが集まったら、次は式当日にみなさんにお渡しする席辞表の作成が待っています。
また直前になって焦ることのないよう、今のうちに予習しておかなければ!
まだしばらくの間は忙しい日々を過ごすことになりそうです。

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