カッコいい90歳代

衛生士の別井です。

「人生100年時代」数年前からテレビ、広告、新聞記事など、いろんな場面で見たり聞いたりする言葉ですね。ある海外の研究では、2007年に日本で生まれた子供の半数が107歳より長く生きると推計されているそうです。

私が子供の頃は「100歳」なんて年齢はテレビのニュースになる位のことだったように思うのですが、最近は診療室に通ってくださっている患者さんに90歳代の方が結構いらっしゃることに驚いています。ほとんどの方がとてもお元気!お一人で来院され、もちろんお会計や次の予約もご自分でされています。そして皆さんとても向上心が高いです。

当医院では65歳以上の方に口唇や舌の俊敏性の検査を積極的に行っているのですが、92歳のYさんは「カ」の数値があまり良くありません。ですが、負けず嫌いのYさんは「家で毎日練習をしていた。今日は良い数値を出すよ!」と毎回この検査楽しみにしています。
以前、医院長のブログで紹介した、現在96歳のAさんはなんと自己記録を更新中!通院されている方だけでなく、口腔ケアのために訪問に伺っている93歳のKさんもとても向上心が高く、「良い行動は続けなければ意味がないんだ」と、口腔機能のことだけでなく、足のリハビリの先生がおっしゃった運動なども、ご自分でノルマを作り毎日練習をしているそうです。前回伺った時には、「リハビリの先生に、やり過ぎるのは逆に良くないと言われてしまった。加減が難しい」なんてことをおっしゃっていました。

皆さん本当にお元気で積極的で、尊敬してしまいます。はたして私はいくつになっても、こんなカッコいい生き方ができているのか?自信はありません。そもそも90歳代まで生きていられるのかも分かりませんが、憧れます。

今年2月、我が家に新入り猫がやって来ました! 2才の男の子で名前はゴンベ。
元保護猫ちゃんで、保護団体の方のお話ではメインクーンという猫種の血が入っているそうです。体重は9キロ!ちなみに先住猫のボアとソニアは3キロ。ゴンちゃんデカイ!