捨てられない

歯科衛生士の別井です。

先日、引越しをしました。引越しって色々と大変ですよね。
1年ほど前に妹の引越しを手伝った経験から、「早めに片付け始めないと大変な事になる!」と痛感していました。
最近、ミニマリストとか、断捨離とかがブームになっているようですし。
真偽のほどは別として、断捨離を行うと運気が上がるなんて言われていますし。
この引越しは、まさに断捨離を行うチャンス! ということで、我が家の大規模な不用品処分が始まりました。

改めて家の中を見回してみると、使っていない物や生活に必要ない物って結構あるんですよね。

タンスには、もう何年も着ていないシャツ。数回しか着ていないスーツ。
そのスーツに合わせて買ったヒールにバッグ。
押入れには、結婚式の引出物でもらった(のかな?)箱に入ったままの食器類。
本棚の飾りと化している、もう読まなくなった本たち。等々。挙げていけばキリがないほど。

まだキレイで使えそうな物はリサイクルショップへ持って行ったり、使わなくなった家具を粗大ゴミに出したりと、最初は順調に進んでいました。

苦戦したのは、何年も押入れに入れたままにしてあった大きな数個の箱。
いつか整理しなければ、と思いつつ放置していました。どうしても捨てられなくて・・。
それは息子が小さい時に使っていた物です。

中に入っている物は、主に保育園・小学校で作った作品たち。教科書。洋服。など。
不思議と小学生位から上の年代の洋服はほとんど処分したのですが、赤ちゃんのときに使っていた服が捨てられない・・。

作品もそうです。保育園の頃のお絵かきなんかは、画用紙の裏に先生が書いてくれた「○○の絵」の説明がなければ、何が描いてあるのかも分かりません。なのに、何故か捨てられない!
保育園で頂くバースデーカードには、先生からのメッセージの他に、写真とカラフルな絵の具でつけた足形・手形も付いてます。足なんか私の半分の大きさ位!?こんなに小さかったんだぁ!
これもやっぱり捨てられません。

それとランドセル!もう絶対に使うことなんかないし、ボロボロで誰かにお譲りできる状態でもありません。
取っておく意味なんてない。・・分かってます。でも捨てられない・・。

結局、教科書類だけ処分。あとはそのまま。今も新居の押入れに入ってます。
いつか捨てられる日が来るのでしょうか・・。