あいうべ体操
受付、佐々木です。
口を閉じれば病気にならない(今井一彰 箸)
口呼吸をやめる
舌を本来の位置に戻す
あいうべ体操
先日、SHTAの記念講演で福岡の内科医、今井先生の講演会に出席することができました。あいうべ体操という舌筋力を回復させる口の体操を指導している先生です。あいうべ体操の本は待合室にあり、院長から舌の位置や口輪筋の話を聞いていたので関心がありました。
正しく鼻呼吸すれば病気になりにくい、鼻呼吸は命を伸ばすともおっしゃっていました。現代人の9割が口呼吸。それによって口腔乾燥、口腔内の免疫力低下、ウイルスも鼻呼吸より多く体内に入ります。舌位置が低下していると口呼吸になりやすい。そこであいうべ体操で舌を鍛え、上顎にぴたりと付くようにするというのです。
「あいうべ」をゆっくりと大きな口で30回~60回発音するだけです。無理せず10回でも良いそうです。好きな時間に好きな場所でしかも、タダ。これで予防、健康、そして何らかの病気が完治に近づくのなら、やらないわけにはいかないでしょう。
アレルギーやリウマチなど多くの患者さんに手軽で効果があると拡がっているそうです。
しかし、上顎が狭くて舌が収まらない患者さんも2割。そこで、矯正装置(SH療法)で上顎拡大、歯科と内科の連携をはじめているそうです。
健康法は数多くあります。選択は自由です。ただそれが持続できなければ意味はありません。多額の費用が掛かったり難しいことは続かないと思います。だからこそ手軽なあいうべ体操は私でもできそうです。このような機会がなかったら、舌の位置、口呼吸など意識しなかったでしょう。
話すことも口呼吸だそうです。しかし会話をしないわけにはいきません。だから睡眠時は口を閉じて鼻呼吸がよいそうです。
薬を飲む前に、簡単な運動で病気や症状の改善、健康増進ができれば良いと思いました。