知ってますか? マンホール蓋のデザイン
私は特に急いでいるつもりはないが、歩くスピードが速いらしい。他人と歩くと速すぎると指摘されることも。そんな私でも、足元は結構気にしながら歩いているんです。特に旅先では。
私は、マンホールカードというものが世の中にあることをつい最近TVドラマで知ったばかり。やっぱりね…。マンホールにデザインがあることをどれだけの人が気にして見ているのか…。私はカードを集めていませんが、マンホール蓋の写真を撮っては、一人喜んでいる人です。
マンホール蓋のデザインが違う事を教えてくれたのは、オーストラリアの友人です。彼女と松本に旅行に行った時、彼女が時々道で立ち止まっては写真を撮っていました。何を撮っているのかと気になって見ていると、マンホール蓋。そして、彼女が撮りためたマンホール蓋の写真を見せてくれました。初めて、マンホール蓋にいろいろなデザインがあることを知った瞬間でした。
昭和60年代になり、当時の建設省公共下水道課建設専門官が、下水道事業のイメージアップと市民アピールのために、各市町村が独自のオリジナルデザインマンホールにすることを提唱したことから、デザイン化が進み始められたそうです。日野はかわせみデザインが一般的ですが、日野60周年記念のマンホール蓋に出会ったときは、感激しました。ネットで検索したら、土方歳三のマンホール蓋があるらしいので、日野駅近くを今度散策してみようと思っています。でも、車社会ではなかなかマンホール蓋をゆっくり見ることなんてないですよね。
旅先の韓国や台湾でもマンホールを探しながら歩いています。写真も撮ってきましたが、やはり日本のものは素晴らしい。台湾の友人たちと福岡を訪ねた時に偶然ポケふた(サーナイト・ルナトーン)を発見。大感激!そして、台湾の友人の中にもやはりいました、マンホール蓋の写真を撮っている人!今や彼とは、マンホール友達です。
こうなるとマンホールは素晴らしい日本の文化ですね。
撮った写真の一部ですが、珍しいかなと思うマンホール蓋写真です。台湾の日月潭のもの、ソウル市内で見つけたものもあります。日本のマンホール蓋はその土地に縁のある各所、名物品、スポーツ、キャラクター等が描かれていますから、いろいろ散策すると面白いと思います。