食育セミナー
歯科衛生士の土方です。
先日、食育セミナーに参加してきました。
「賢い脳をつくる食」という講演でした。3食の食事で特に重要なのが「朝食」ということでした。子供の場合、朝食をきちんと食べている子の方が成績が良いというデータが出ているそうです。食を中心とした基本的生活習慣が学習意欲と学力向上のカギとなるそうです。
ところで、皆さんは朝食に何を食べていますか?
おにぎりや菓子パンだけなど、炭水化物(糖質)だけですませていませんか?
脳はブドウ糖のみをエネルギー源としていますが、ブドウ糖だけでは脳は完全には働かないのです。ブドウ糖代謝を亢進するビタミンB1やリジン(必須アミノ酸)などを一緒にとることが大切なのです。
つまりバランスのとれた食事をすることがとても重要なのです。
栄養バランスの良い食事をとる目安として「まごはやさしい」という言葉があります。
- ま → 豆類
- ご → ごま
- は → わかめ(海藻)
- や → 野菜
- さ → 魚
- し → しいたけ(きのこ類)
- い → イモ類
いつもの食事に一品プラスするだけでも栄養バランスが良くなります。
そしてバランスの良い食事をよく噛んで食べることで脳はさらに活性化します。
一日の始まりを元気にスタートさせるためにも朝食はしっかりとりましょう。
そして何よりも、よく噛める丈夫な歯を保つためにも、食後はしっかりと歯を磨く習慣を身に付けましょう。