6つのコ食
衛生士の土方です。
昨年10月に食育インストラクター2級の資格取得の為の研修会に参加してきました。
今回は食育の勉強で現代の若者や子供達に多い6つの「コ食」についてお話します。
「コ食」は心身の健康を蝕み正しい食習慣や食文化の伝承を妨げるものです。
- 個 食 → 家族それぞれが好きなものを食べること
好きなものばかり食べるので栄養が偏る。また協調性のないわがままな性格になりがち。 - 孤 食 → 1人で食事をすること
食事作法が身につかない。コミュニケーション能力や社会性が育めず協調性のない人間に育ってしまう。 - 粉 食 → パンなどの粉ものを主食とし米を食べないこと
米食と比べるとカロリーが高く咀嚼回数も減り記憶力や思考力が低下する傾向にある。 - 固 食 → 自分の好きなもの、同じものばかり食べること
栄養が偏る。ビタミン・ミネラルが不足することが多く集中力がないイライラしたりする傾向にある。 - 小 食 → 食事量が少ない
必要なエネルギー・栄養素を摂取できず栄養不足で発育に影響がでる - 濃 食 → 濃い味付けのものを好む
味覚障害になり肥満や生活習慣病の原因になる。
食卓は物を食べるだけの場ではありません。家族とのコミュニケーションの場でもあり色々なことを学ぶ場でもあります。
これらの「コ食」を避け正しい食習慣を身につけるよう心がけましょう。