講習会
歯科衛生士の土方です。
先月、「口のリハビリテーション 医科歯科連携インストラクター講習会」を受講してきました。
今回の演題は「口のリハビリテーションとは」の題目から始まり
- なぜ歯科連携、多職種協働が必要なのか?
- 四足歩行動物と乳児と成人での誤嚥リスクの相違
- 離乳期に学ぶ成人に対する摂食咀嚼嚥下リハビリテーション
- 成熟型の摂食咀嚼嚥下動作の調整とリハビリテーション
- 歯科連携に役立つ栄養、リハ栄養の基礎知識
丸一日かけてとてもたくさんの事を学んできました。
リハ・栄養・口腔の三位一体の重要性を強く認識する事が出来た講習会となりました。
話は変わり
私事ですが、数か月前に一泊二日の入院をして、口腔外科で手術を受けてきました。
歯科衛生士という職業柄、自分が受ける手術や術後の事などは事前に調べ、ある程度理解はしていたつもりでしたが、実際には十分な理解など出来ていませんでした。
術後しばらくしてからの突然の出血に動揺し、鎮痛薬を飲んでも効かない痛みに不安が募り何度も先生に相談をしていました(色々と相談に乗って頂きありがとうございました。)
普段は歯科従事者の立場ですが、今回は患者さんの立場になり、視点が変わることで物の捉え方や感じ方が違う事に改めて気付く事が出来ました。
患者さんとしての立場での気持ち、歯科従事者の立場での対応など双方の立場が理解出来る環境にいられたことは、今回の入院・手術での大きな成果だと思っています。